ケープハイラックス
ハイラックス目(岩狸目) ハイラックス科 ハイラックス属
- 学名 Procavia capensis capensis
- 英名 Cape Hyrax
- 体長 38~60cm
- 体重 1.8~5.5kg
- 分布 アフリカ北東部、アラビア半島
- 生息地 岩場
- 食べ物 葉、草、果実
ハイラックスは、『イワダヌキのなかま』と呼ばれることもありますよ。
ケープハイラックスは、ずんぐりむっくりしていて耳の短いウサギのような見た目ですが、DNA解析や化石の研究から『ゾウの祖先に近いなかま』と分かりました。

リン太郎
えーっゾウのなかまにしては小さいですね!
歯 2本の大きな犬歯が特徴で、ネズミのなかまのようにずーっと伸び続けています。

ライオン先生
下の前歯で毎日研いでいるので、伸び過ぎることありませんよ。
上顎の臼歯の形ははサイ、下顎の臼歯の形はカバに似ています。
足 前肢は指4本、後ろ肢は指3本。足のツメは、ゾウの蹄に似た平爪が特徴。
足の裏は肉球のようなクッションがあって、急斜面の岩場でも登ることができます。
後ろ足の第2指には鉤爪があって、毛づくろいするときに使いますよ。
毛 短い灰色の毛がびっしり生えています。
横浜動物園ズーラシアのケープハイラックスです。
岩場で日向ぼっこが大好き
ケープハイラックスは、海抜3300mまでの岩場に穴をほって生活をしています。
岩の上で毎日1~2時間の日向ぼっこをするのが大好き。

ライオン先生
体温調節が苦手なケープハイラックスは、日向ぼっこして体を温めるんだよ。
敵を発見すると岩場のすきまにサーッと逃げます。
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