【シロサイとクロサイ|動物図鑑】特徴と生態

スポンサーリンク
哺乳類
スポンサーリンク

サイのなかま

サイのなかまは、アフリカと東南アジアとアジア南部にシロサイ、クロサイ、ジャワサイ、インドサイ、スマトラサイの5種います。

シロサイ

9月22日は『世界サイの日』

ウマ目(奇蹄目) サイ科 シロサイ属
  学名  Ceratotherium simum
  英名  White rhinoceroses

  • 体長  335~420cm
  • 体高  150~185cm
  • 体重  1400~3600kg
  • 分布  南アフリカ共和国、スーダン、ウガンダ、コンゴ、中央アフリカ
  • 生息地 草原
  • 食べ物 草、葉

陸上の哺乳類のなかでゾウとカバの次に大きいのがサイです。

シロサイの約93%が南アフリカ共和国に分布し、2つの亜種がいます。

  • キタシロサイ  絶滅危惧種
  • ミナミシロサイ 準絶滅危惧種

シロサイの由来は?

リン太郎
リン太郎

どうしてシロサイっていうの?

ライオン先生
ライオン先生

シロサイのシロは、色が白いからではないんだ。原住民が、口先が広いサイを指してアフリカーンス語で『Wide(ワイド)』と言ったのを、『White(白い)』と聞き間違えたから。実際の色は、くすんだ鉛色だよ。

 

シロサイは絶滅したの?

キタシロサイは、角などを狙った密猟や内戦の影響により、ほぼ絶滅に近い状態です。現在、生息しているキタシロサイは、ケニアのオルペジェタ自然保護区で暮らすメス2頭(母・娘)のみです。

2006年以降、野生のキタシロサイは確認されていません。生存しているメスの卵子と冷凍されたオスの精子を用いて、体外受精の研究が続けられています。

ミナミシロサイは、1895年ごろには狩猟や密猟の影響により、南アフリカ共和国に20頭残るだけになりましたが、その後の法整備や保護活動により2万頭まで増えました。

クロサイ

9月22日は『世界サイの日』

ウマ目(奇蹄目) サイ科 クロサイ属
  学名  Diceros bicornis
  英名  Black rhinoceros

  • 体長  295~375cm
  • 体高  140~180cm
  • 体重  800~1400kg
  • 分布  アンゴラ、ケニア、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ共和国、タンザニア、ジンバブエ
  • 生息地 森林、草原、やぶ
  • 食べ物 草、葉、枝、樹皮、種

クロサイには東アフリカ、アフリカ南部に分布し、4つの亜種がいます。

  • ナンセイクロサイ 準絶滅危惧種
  • ナントウクロサイ 絶滅危惧種
  • ヒガシクロサイ  絶滅危惧種
  • ニシクロサイ   絶滅種(2011年に絶滅)

シロサイとの違いは?

シロサイと比べると小柄です。クロサイは、シロサイと区別するために、白と対照的な黒からクロサイと呼ばれるようになりました。

クロサイは絶滅したの?

1960年代には10万頭いたクロサイは、密猟によって2410頭まで減少しましたが、保護活動の努力で約5500頭まで回復してきました。

サイの分布

サイは、アフリカ、東南アジア、アジア南部に分布しています。

サイの特徴

サイの皮ふは、動物の中で一番硬いと言われています。厚さは2cm以上。肉食動物に襲われてても、敵の牙が硬い皮ふに刺さることはありません。

体に体毛はありませんが、耳介や尾の先端にわずかに生えています。

サイが泥浴びをする理由

➀熱くなった体を冷やす

➁皮ふが乾燥しやすいため泥の水分でコーティング

③皮ふについたサシバエや寄生虫類を落とす

サイの角は毛がたばになって固まったもので、角が折れてもまた生えてきます。人間の毛と同じケラチン質で、1か月に5mmほどのびます。

木にこすりつけたり、他のサイトのケンカでぶつかったりするので、長さや形はサイによってちがいます。角は1本または2本で、前の角のほうが長いです。

シロサイの角は60cm、クロサイの角は70cmもあります。

角は漢方薬として売買されるため、頻繁に密猟されてきました。サイを守るために、麻酔をかけて眠らせたうえで、角をあらかじめ切っている保護区もあります。

サイは、ラッパの形をした耳を自由自在に動かして、周囲の音を良く聞き取ることができます。視力が良くないので、その代わりに聴覚や臭覚が発達しました。

サイは視力が良くないので、30m先の物はぼんやりとしか見えていません。

シロサイとクロサイで口の先に特徴があります。

頭を低くさげて地面の草を食べるシロサイの口の先は横に平ですが、低い木の芽や小枝を食べるクロサイの口の先はとがっています。

足の指は3本

サイと同じウマ目のなかまは約20種いて、ウマ科・バク科・サイ科に分かれます。

ウマ目のなかまの足の指先にはひずめがあります。

サイの足の指は3本です。

そして3つの動物に共通しているのは、足の指が1本または3本と奇数ということです。

サイの生態

生活

サイは、草原や低木地帯で生活しています。サイは夜行性または薄明薄暮性で、日中は木陰で休み、水場で水を飲んだり泥浴びをして過ごし、早朝と夕方以降にエサを採取しに行きます。

サイのメスと子どもたちは5~6頭、時には10~24頭の群れを形成します。群れの行動範囲は、他の群れと重なっていますが、群れどうしの交流はありません。

若いサイは、同じ年代のなかまで『友だち』の群れを作ります。成熟したオスのサイは、繁殖期の時以外は単独で暮らします。

オスは、糞の山や尿のスプレーマーキングで縄張りを主張します。縄張りに入ってくるオスがいれば、大声で威嚇をしたり、角を突き合わせて戦います。

シロサイは優しい性格ですが、クロサイはシロサイとくれべて気性が荒いです。

食べ物

サイは草食動物です。シロサイはサバンナに住み、地面の草を好んで食べます。クロサイもシロサイと同じサバンナに住み、アカシアの木の葉や小枝を好んで食べます。

繁殖

メスは15~16カ月の妊娠期間のあと、1度に1頭の子どもを産みます。生まれたばかりの子どもの体重は40〜60kg。授乳期間は1年以上になります。

母親は子どものそばで暮らし、2~3歳になると子どもと距離をおき次の交尾の準備をします。

性成熟はメスが5~7歳、オスは8~10歳。

 

コメント

テキストのコピーはできません。