アメリカバイソン
クジラ偶蹄目 ウシ科 バイソン属
- 学名 Bison bison
- 英名 American bison
- 体長 240~380cm
- 体高 200cm
- 体重 500~1270kg
- 分布 アメリカ、カナダ西部
- 生息地 草原
- 食べ物 草、根、葉
別名は『バッファロー』や『アメリカスイギュウ
アメリカバイソンは、北アメリカで最も体重が重い動物です。
オスの体重は1000kgを超えますが、走れは時速60km以上にもなります。
ウシ科は、クジラ偶蹄目のなかでも最大のグループ。
クジラ偶蹄目250種中、ウシ科の動物は約150種います。
アメリカバイソンの特徴
角 オスとメスの両方に角があり、最長50cm。毎年生え変わるシカの角とちがって、抜け落ちることはありません。
毛 首から背中は、もじゃもじゃの厚い毛とたてがみが生えています。アメリカバイソンの毛は、断熱性がとても高いので寒い冬でも平気。
足 アメリカバイソンの足の指の数は4本。
2本の大きな指(主蹄)で大きな体を支えています。

ライオン先生
ウシの祖先は指の数は5本だったんだよ。進化とともに指の数が減っていき、今では4本!
胃 ウシのなかまの多くは、胃が4つに分かれています。
食べて胃に送られた植物は、もう一度口の中にもどして噛みなおします。これは植物を効率よく消化すためで『はんすう』といいます。
- 食べた植物は、①の胃に入っていきます
- 植物は①と②の胃を行き来しながら、バクテリアの力をかりて消化
- 消化しきれなかった植物は、②から口の中にもどし噛みなおします。
- 植物が細かくなったところで③→④の胃へと運ばれます。
重量級のアメリカバイソン同士が激突する映像⇩⇩

うし美
遊んでいるのか、ケンカしているのか?どっちなんだろう。
絶滅危機から復活したアメリカバイソン
かつて、北アメリカの草原には、約5000万頭のアメリカバイソンが生活していました。
18~19世紀、狩猟が原因で絶滅寸前まで個体数が減少しましたが、狩りの禁止や国立公園ができたことで現在は約50万頭まで増加。
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