ハリモグラはモグラではありません。
ハリモグラが属するカモノハシのなかまは、卵を産む珍しい哺乳類です。フンや尿と、卵を産む穴が1つしかありません。
寿命は野生で45年!とても長生きの動物。
そんなちょっとかわった動物、ハリモグラの紹介です。
ハリモグラ
カモノハシ目(単孔目) ハリモグラ科 ハリモグラ属
- 学名 Tachyglossus aculeatus
- 英名 Echidna
- 体長 35~53cm
- 体重 2.5~7kg
- 分布 オーストラリア、インドネシア、ニューギニア島東部・南部、カンガルー島、タスマニア島
- 生息地 森林、サバンナ、乾燥地
- 食べ物 昆虫、ミミズ
ハリモグラは英語でEchidna(エキドナ)と呼ばれています。
ギリシャ神話に登場するエキドナは、上半身は美女、下半身は蛇の怪物です。ハリモグラは哺乳類だけど卵を産む爬虫類の特徴を合わせ持っていることから、怪物エキドナに似ていると言われています。
ハリモグラの特徴と生態
体は長さ6cmの針のようなトゲでおおわれて、トゲは長いものと短いものが混ざっています。
前足や細くて長い口をつかってシロアリの巣をこわし、長い舌でシロアリを食べます。口は5mmほどしか開きません。
昼行性で単独での行動を好みます。ハリモグラは汗腺がないため汗がかけず体温調節ができません。暑くなると涼しいところへ避難し、冬になると活動力が落ち、冬眠することもあります。
ハリモグラには他の動物にはある胃袋がありません。
敵におそわれると丸くなります
敵におそわれると、ボールの様に丸くなります。
写真でみると、栗かなと思いました(^^)
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