マングースのなかま
マングースのなかまは、東南アジア・南ヨーロッパ・アフリカ南部に広く分布する小型の雑食性の動物で、胴が長く足が短いのが特徴。
単独で暮らすマングースは夜行性で、集団で暮らすマングースは昼行性です。
ミーアキャット
ネコ目(食肉目) マングース科 スリカータ属
- 学名 Suricata suricatta
- 英名 Meerkat Sricata
- 体長 25~35cm
- 尾長 17.5~25cm
- 体重 730g(オス)・720g(メス)
- 食べ物 サソリ、鳥、昆虫、卵、魚、小動物
- 分布 アフリカ南部
- 生息環境 砂漠、サバンナ
ミーアキャットは、オランダ語で『湖のネコ』という意味です。
大きさは、人間の手のひらサイズくらい。
50頭ぐらいまでの群れを作り、地上で生活をしています。
群れの中にも上下関係があり、上位のオスとメスが群れを統率しています。
下位のオスとメスはヘルパーと呼ばれ、上位のメスの子どもの子育てを手伝います。
敵から子どもを守ったり、離乳期にエサを運んであげたり、と仲間同士で助け合っています。
成長した子どもには、エサの捕り方を教えてあげます。

うし美
ヘルパーは教育係なんですね。
ミーアキャットは、敵から身を守るために縄張りの内に数多くの巣穴を作っていますよ。
砂漠でくらすミーアキャット
ミーアキャットが暮らす環境は、砂漠やサバンナです。
砂漠には、雨もほとんど降らないため植物もあまりなく、あるのは砂や石ばかり。
気温は45度を超えることもあります。
ミーアキャットが立ち上がる理由
その1 日光浴

ライオン先生
ミーアキャットは、朝起きると外へ出て日光浴するんだよ!
寝ている間に冷えた体を太陽の光で温めるためです。

リン太郎
ミーアキャットは、後ろ足を使って真っすぐ立てるんだね。
その2 敵から身を守るため

ライオン先生
食事中に敵から襲われないように、見張り役のミーアキャットは見晴らしの良いところで、見張っているんだよ。
敵が近づいて来たら、甲高い声を出して危険を知らせます。

ライオン先生
群れのみんなで敵を追い払い、小さな子どもは大人が守るんだ。

リン太郎
子どもたちも後ろ足で立つことができるんだね!
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