映画『ハリーポッター』にも登場する人気の動物。
そう!主人公のハリーが飼っていたシロフクロウのヘドウィグです。
シマフクロウ
フクロウ目 フクロウ科 シマフクロウ属
- 学名 Ketupa blakistoni
- 英名 Blakiston’s fish owl
- 全長 52~71cm
- 体重 1.6~3m
- 翼開長 140~165cm
- 分布 北アメリカ北部、ヨーロッパ北東部、アジア北部、日本
- 食べ物 小型哺乳類、鳥類
シマフクロウは、北極圏のツンドラ・草原・湿地・岩場などに生息する大型のフクロウです。
冬になると越冬するために日本(北海道、本州北部)に南下するものもいます。
黒く小さな口ばしを持ち、厳しい寒さに耐えるために白くて厚い羽毛に覆われています。
真っ白な体は、雪の中に溶け込んで目立たたなくなります。
シマフクロウのオスとメスの見分け方
オスとメスは、外見で見分けることができますよ。
オスは成熟するにつれて白鳥のように全身が白くなり、若いオスやメスは褐色や黒色の斑点や縞模様が多数あります。ヒナの時は、灰色です
メスは、オスよりも大きめです。
シロフクロウの生態
主食は、レミングというネズミのなかまです。
北極圏にレミングが豊富にいる間は、越冬のために南下することなく酷寒の北極圏で過ごすことがあります。
食べ物が不足してくると、中央カナダやシベリアまで南下し越冬します。
シロフクロウは、フクロウでは珍しく日中にも活動します。
北極圏の夏は白夜であるため、昼の時間が長い生活に適応できるように進化してきました。
めったに木にとまりません。
フクロウの眼は、人間と同じように正面を向いています。獲物までの距離を正確にはかることが可能です。
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